#035-0005「お引越し・・・猫はおいていきなさい、猫は。」2009年06月01日 18時35分56秒

「猫はおいていきなさい、猫は。」
ママのキビシイ声が響く。
「だって・・・。」
アサミは悲しかった。
「今度、住むマンションはペット禁止なの!」
追い討ちをかけるようにママの声。
「なんで、わからないの?」
容赦ないママの一言。
「だって・・・。」
アサミはさらに、悲しかった。
アサミが猫を抱き寄せると、
猫はすがるように一声
「ミャー」
「アサミ、猫はもう、野生に返してあげなくっちゃね。」
「パパ、・・・・でもぉ。」
猫は、するりとアサミの腕から、降りた。
「ミャー」と一声鳴くと、夜の暗闇に消えた。
・・・外でネコの鳴き声がする。
暗闇で、何処にいるのかわからないが、
・・・外で猫の鳴き声がする。
アサミは、その晩、泣きじゃくって、いつの間にか、
疲れて眠ってしまった。


・・・外でネコの鳴き声がする。
アサミはその晩、夢を見た。
アサミが扉をあけると・・・
アサミの猫は、その隙間から、外に飛び出していった。
外には、もう一匹のネコが・・・。
猫とネコは互いに見つめあい、しばらくすると
寄り添って茂みに消えていった。
・・・・・・

次の日、起きると猫は、アサミ一家の前から消えていた。
二度と現れることはなかった。
アサミは一人つぶやいた「しあわせにね、猫。」
(文字数:505)
名前:

コメント

_ ウラジーミル・コマ子 ― 2009年06月01日 21時36分09秒

清水由貴子が出ていたヤクルトミルミルのコマーシャルを思い出しました。しかし作者の気持ち(意欲)としては八分の五程度だったのかな、と思いました。参加することに意義があるので、読むことができてうれしく思いました。

_ ヴァッキーノ ― 2009年06月01日 21時50分45秒

別にかたくなに800字にこだわるこたあないんですね(笑)
505文字。
なんとなく縁起がいいです。
猫と別れといえば、ボクにとっては
内田百けんの「ノラや」ですが
ペット・ロス症候群に気を付けてください。
ボクも飼っていた兎が死んだ時、
かなり落ち込みました。
生きていればいいんですが。。。

_ おっちー ― 2009年06月01日 23時33分10秒

 もしかしたらこれって作者さんの体験した実話ですか?
 なんとなく気持ちの入り方が、そんな感じがしたので。

 字数に余裕もあるのに猫はかたくなに「猫」と呼び、名前で呼称しない。
 それでありながら、「猫」の相方となったもう1匹の猫は、「ネコ」と称してガッツリと「猫」と区別する。
 不思議なこだわりですね。
 確固たるご自分の世界を持っている作者さんに思えます。
 いつか大化けするのでは?
 そんな期待を持ちたくなりました。

_ just4U ― 2009年06月01日 23時52分18秒

◆解説 作者のjust4Uです。恐縮ですぅ。
この物語が、生まれたきっかけとなった、友と、この文章塾に感謝します。
私が、文章・文・言葉を書くとき、語るとき、意識していることを
ひとつふたつ。
まず、誰が読んでも、「読める」ことを目指しています。
一言に「読める」といっても、いろいろありますが、
日本語を読み書きのできる小学生くらいの子供から、
おじいちゃん、おばあちゃんが、読んでも、伝えたいことが、ブレずに伝わること。
(たとえ、稚拙に思われても、伝わらないより、伝わったほうが何百倍もいい。)
そして、様式美として、普遍的なパターンを文章に盛り込むこと、
それによって、物語の次に何が起こるか(昔話的要素をまねて)
期待通りにしてあげること。これにより、つまり、
先読みが容易にでき、安心感を与えること。単純明快さ。
説明的、補足的な要約は極力排除、文体・文章の簡素化を図ること。
また、会話形態で進む文章が、声に出した時、適度に韻を踏んでいて、
聞いていて心地よい状態を作る。
まるで、歌のように、届かせたい言葉の繰り返しを効果的に使い、記憶に残るようにする。
デティールは、読む人の想像力にまかせるように
(こんなとき読者の持っているバックグラウンドの知識やジェネレーションの
違いで思わぬ付加価値情報も世代別に伝わることもある。)
これによって、ライトにライトに、短時間で読み飛ばすことができること。
長編ではなく、短編、いやむしろ30秒のコマーシャルのように・・・。
・・・余談ですが・・・いわば、これは「コトバのチカラ」に重点を置いた
Experimental Design とでも申しましょうか。
デザインという世界では、上記のような物事の捉え方、考え方は、
共通語・・・というか、世界標準なのです。
(P.S.それでも、just4Uの文章は、わかりにくい。と言われれば、
私の力不足です。申し訳ないっ。ありがとうございました。)

_ ヴァッキーノ ― 2009年06月02日 00時13分26秒

はじめまして
ヴァッキーノといいます。
just4uさんの文章解説、ためになります。
そうなんですよね。
ムズカシイこと言ったって、結局読んでもらわなくちゃ意味ないですもんね。
文章のファーストフード化ですね。
回転寿司みたいな。
そういう文章を書き続けるコツがわかれば
マニュアルにして欲しいです。
ボクもブログとかで文章書いてるんですけど
飽きちゃってなかなか続きません。
今度また教えてください。

_ just4U ― 2009年06月02日 00時22分25秒

ヴァッキーノさま
私は、デザイナーとして、働いてはきましたが、
文章家としては、初心者です。この文章塾で、
皆様の作品を読ませていただいて、楽しみながら、
再勉強させていただいています。
「今度また教えてください」の解答として、
私の文体に多大な影響をあたえた作家を教えます。
喜多嶋隆 さんです。光文社の文庫本をよく読みました。
これで、ひとまずの答えになったでしょうか。
恐縮ですぅ。

_ ukihaji-12 ― 2009年06月02日 13時39分18秒

猫を介した娘さんの悲しい気持ちが、手に取るように読者に解り、小編ながらいい作品かと思います。

_ 木の目 ― 2009年06月02日 18時35分38秒

この文章を読んで、高橋留美子の「Pの悲劇」を思い出しました。

人が作った社会のルールでは、人の慈しみの心から出た小さないのちへの善意さえも、法を犯すことになりかねない、そんなことを考えました。

just4Uさんのコメントにありました、



これによって、ライトにライトに、短時間で読み飛ばすことができること。
長編ではなく、短編、いやむしろ30秒のコマーシャルのように・・・。
・・・余談ですが・・・いわば、これは「コトバのチカラ」に重点を置いた
Experimental Design とでも申しましょうか。
デザインという世界では、上記のような物事の捉え方、考え方は、
共通語・・・というか、世界標準なのです。


と書かれておりましたが、デザインの世界ではこのような考えが、世界標準なのですか。
文豪トルストイの「アンナ・カレーニナ」とか、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」がまどろっこしく思えるのは、そういうことだったんでしょうかねぇ。
わたしに文豪が書く世界への読解力が無いせいだと恥じていましたが、世界標準の話で、なんだか妙な自身が付きました。ありがとうございます。

_ just4U ― 2009年06月03日 00時34分39秒

みなさま、コメントを書いていただき
ありがとうございます。

一番最初にコメントをいただいた
ウラジーミル・コマ子さま をはじめ

ヴァッキーノさま、

おっちーさま、

ukihaji-12さま

そしてそして、木の目さま

皆様にひとりひとりに、感謝します。
それと、気に入った作品やコメントは、
何回も読み返して、心の支えにしています。
ありがとうございます。


改めまして、just4Uです。

質問をいただいた、木の目さまに
お答えしていきます。

まず、デザインとは何か?
文章塾にあてはめると、
文化的な知識・財産の共有を、
文章というものを介してより、
わかりやすく簡単に・・・
していくことではないでしょうか。
それによりコトバによる伝達のしきいが低くなれば、
コミュニケーションの増大にもつながります。

★気持ち(思い)は伝えたいこと。
★手段としての文章(コトバ)。
★テクニックとしてのデザイン。

日本人で第一線で活躍しているデザイナー
佐藤可士和 さんの言葉を借りれば、
デザインをわかっていない人は、
デザイナーなんていかがわしい・・とか
煙に巻かれたとかいうイメージを持っている人も
いるようです。が、俺は、煙に巻かれたその煙を払って、
見えやすくしきた。デザイナーがデザインするということは、
どういうことなのかといえば、そういうこと。
それがデザイナーだ。
という内容を語っていたのを思い出しました。

この物事の捉え方・考え方が、
「★デザインの世界での世界標準について」
の解説になります。

デザインとは、
「最小限の労力で、最大限の効果をあげること。」
とも言えます。

木の目さまのおっしゃる

文豪トルストイの「アンナ・カレーニナ」とか、
ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」が
まどろっこしく思えるのは、
そういうことだったんでしょうかねぇ。

ということには、
このころはデザインというより、モノを創作する人は
芸術家だったのですね。と感じます。

その作家が生きた文化と
日本の今を生きる私たちの文化には、
それぞれの価値観があり、
文化の差が、距離を感じさせるのではないか?と
推察もできます。



しかし、ここで本当に大事なのは、
作品の中身(=本当に伝えたいこと)、
テーマは、何なのか。です。
やっぱり、「気持ち」や「思い(想い)」は大切です。
just4Uの「お引越し・・・猫はおいていきなさい、猫は。」
は、アサミと猫のせつない関係の中に
思いやりの気持ちが芽生えていけばいいなと思っています。
本編よりも解説のほうが長いなんて・・・・恐縮ですぅ。

_ おっちー ― 2009年06月03日 01時38分21秒

 なるほど。
> 煙に巻かれたその煙を払って、
> 見えやすくしきた。
 シンプルに、誰が見ても構造が分かるようにしてきた、という事でしょうかね。

 僕は舞台照明やってきましたけど、そこで独立して明かり屋をやるにあたって、一貫して心掛けてきた事がありました。
 それは誰が見ても分かり易い作り方で、舞台照明を作るという事です。
 古いタイプの、職人気質の照明家さんたちは、素人と照明家との間に距離を作るために、ワザと専門用語を並べて会話したり、複雑な作業をブラックボックスの中に入れたまま、下の人間に伝えたりします。
 それは非常に分かり難く、舞台照明というものへの敷居を高くしている原因の1つになっています。
 僕はその様子が、見ていて非常に腹立たしかった!
 複雑なものって、ただ単純なものが組み合わさって、その数が多いか、組み合わさり方が複雑かなだけで、要はシンプルなものの集まりだと思うんですよ。
 だから僕は、舞台照明を作る作業工程をわざとシンプルにして、たとえば初めて照明をやる後輩にも、今何をやっているのかをすぐ理解できるような紹介の仕方をしました。
 実際大学では、その甲斐あって舞台照明を志す人間が爆発的に増えたし、それによって僕自身の負担も分散して、楽になりました。
 そうなんですよね、just4Uさん、大切なのはテーマ(何を伝えたいか)なんです。
 だから、そのための手段は、シンプルでいいと思うんですよ。
 あとは、演出。これはセンス・個性だと思います。
 個人が持っているユニークな部分を、どれだけストレートに伝えられるか。
 そして志が必要なんだと思います。

_ just4U ― 2009年06月03日 13時06分10秒

おっちーさま
ナイスフォロー、ありがとうございます。
デザインの世界を語ろうとすると、
話がつきません。
照明の世界の例で、簡単に
まとめて、いただいて助かりました。
恐縮ですぅ。

_ よっぱ ― 2009年06月03日 22時36分46秒

読みやすいお話ですね。短さも潔いと思います。
(たくさんのコメントは後で読ませて頂きますね)

すんなり読めて、主人公の女の子と猫のいい話チックに見えそうですが、人間の都合でちょっと育ててみたり、捨てたりしてしまう親の理不尽さを「野性に返す」という訳の判らない言葉で娘を煙に巻こうとする… 
ここが一番のポイントに感じます。子供には罪はありませんよね。

_ 百吉 ― 2009年06月04日 11時18分54秒

はじめまして。
途中で行方をくらました猫です。
同じデザイナーとして、わかりやすさを目指す気持ちに共感します。
ただ、猫は野生に還りません。
せつなさばかりが残りました。

_ なぎさひふみ ― 2009年06月04日 17時23分59秒

 へたウマがあるブームになって、いまやひとつの潮流としてのデザインがあると思います。

 アマとプロの違いとは、少し、この文章塾のテーマとはマッチングしているのかどうか。
 ただ、チャッチアイ乃至は誘引力というのは、同列でもない気がします。

 そこで思ったのは、昔から、アンチテーゼとしての文章なのです。ある意味、文章家は文明乃至は文化の先端でありながら、その文明、文化批判を欠かさなかった。

 流行と内容とは、いつも文章家にとっては悩ましい問題であり、昔から文豪と言われる人の経済問題はすさまじかった。

 結局、内容とその格好がマッチングして、この便利社会に通読されるのが、最上であるのかということかもしれません。

 私としての主張はこうです。マイノリティーとマジョリティーの基本的な構造をくみしつつ、情熱乃至祈りの力はいつも個人から始まるという、歴史的事実を鑑みると、普遍とは、個に隠された奥に必ず見つかる、ということです。

 あなたがあなたでいますように。


 あっひー、すみません、ちょっと主張してしまいました。文章のコメントをしていません。

 人と動物との付き合いは、ある普遍的なことを思い浮かべる。それは癒しという技の愛だ。利得という、制限ということの関係において、逆説的に浮き出る、根本なる愛の感情だ。そういうことでしか愛は分からないという、全てを慈しむ愛の、一番矛盾する逆説的真理である。

_ just4U ― 2009年06月04日 19時35分28秒

こんなにも沢山のコメント
ありがとうございます。

全員には無理かも知れませんが、
可能な限り、ご返事いたします。
新参もので、勝手がわからず、
不適切な発言もあるかと思いますが、
なにとぞ、広い心で受け止めていただきたく
お願い申し上げます。just4U

■よっぱ様

「オトナの都合」という言い方で、
子供をないがしろにすることが、
もし、あるとしたら、

「野性に返す」という訳の判らない言葉で娘を煙に巻こうとする… 

は、その通りだと思います。
私自身、言葉の使い方と、
それを受け取る方が、どのように感じるか・・・
想像以上に反響があったので、
情報発信の責任の重さを改めて痛感いたしました。

子供には罪はありません。
そうですよね。


■百吉さま

デザイナーの方なのですね。恐縮ですぅ。
私は、モノを創るという過程で、孤独感を感じる時があります。
しかし、それすらも忘れてしまう位、ノッテル瞬間もあります。
ところが、ほとんどの場合、観客(ここでいうところの読者)は、
制作現場の修羅場は、知りません。また、知る必然性もないと思います。
できるだけ、気持ち的には、明るくポップに仕上げていけるように、
いつも、それを心がけています。
今回の「お引越し・・・猫はおいていきなさい、猫は。」で、
せつなさばかりが残ってしまったのは、作者の未熟さゆえです。
お許しください。よっぱ様へのコメントと重複しますが、
情報発信の責任の重さを改めて痛感いたしました。
余談ですが・・・今度があるとしたら、
みんながハッピーになれる物語に挑戦してみたいと思います。

■なぎさひふみ様

視点がとっても、変わっていて、(変ということではなく!)
ほかの方々にはなかった「押さえ」としてのコメントをいただき
ありがとうございます。
普遍的なもの、自分が創作しているものが、果たしてそうなのかどうかは、
何世代もあとにならなければ、わかりませんが、流行も最初は、個人から
始まって行くものだと、思います。
私が、この文章塾に投稿できたのも、またそれにより、皆様から沢山の
貴重なコメントをいただけたのも、何かのご縁です。
まさか、こんなにたくさんの方に読んでいただけたとは、予想外でした。
改めて、「文章塾という踊り場♪」の凄さを実感いたしました。

■ヴァッキーノさま
あなた様の「地球防衛軍日本支部東北事務所」のブログ
発見いたしました。SFスペクタル巨編!! 
この人、ヴァッキーノはすごい!!!

_ つとむュー ― 2009年06月05日 08時19分54秒

すらりと読めた作品でした。
アサミの年齢設定と、この家族における猫の立場がなかなか面白かったので、恐縮ですが勝手にいろいろと妄想してみました。

>「なんで、わからないの?」
アサミは、親が強く言えば言い聞かせられるような年齢と推測しました。ということは、3~4歳?

>「アサミ、猫はもう、野生に返してあげなくっちゃね。」
ということは、物語の舞台は野生が近くにある郊外の住宅街?

>「ミャー」と一声鳴くと、夜の暗闇に消えた。
アサミとママの会話は、玄関先で行われていた?少なくとも、マンションの10階とかではなさそう・・・

>アサミは一人つぶやいた「しあわせにね、猫。」
猫に名前がついていないので、ペットではなかった。2~3日前にアサミが拾ってきた猫か?

夢あふれる作品に無粋な推測をして申し訳ありませんが、郊外の一戸建てに住んでいたアサミ一家が、都会のマンションに引っ越す物語と、勝手に予想してしまいました(笑)

最後のところ、猫に名前をつけてみたら、作品にまた違った味わいが出るんじゃないかと思いました。タマか、ミケか、はたまたベロニカか・・・(笑)。千と千尋の神隠しではありませんが、名前をつければつけるほど愛着が出てくると思います(今回の文章塾の作品#07は、それがあふれていますよね)

_ just4U ― 2009年06月05日 21時51分12秒

つとむューさま
よく読んでますねぇ。恐縮です。
行間を読む。そこから、すべての様子を探り出す
洞察(推理)力。・・・恐れ入りました。

皆様の作品も、よく読んでコメントを残したいjust4Uです。
自分の作品にも、こんなに、こんなに沢山の
あたたかいコメントをいただき、
オドロキと感謝の気持ちでいっぱいです。
自分の作品へのコメントの返事を書くだけでも、
てんてこまいの状況は、予想外でした。
うれしい悲鳴です。皆様、ありがとうございますぅ。

_ おさか ― 2009年06月06日 14時32分10秒

はじめまして、おさかと申します
ヴァッキーノさんのブログでは時々お会いいたしますね♪

タイトル、目を惹かれました
中身を見たときは一瞬、詩なのかな? とも思いました
文章って字面というか、改行や句読点の位置といった見た目も重要だと思っているので
タイトルで受けた印象通り、きれいに書いてらっしゃるなと思いました

アサミの気持ちはとてもよく書けているだけに
「野生にかえせ」という両親の非常識さがやはり気になります、誰かにもらわれることになってる、というのならわかるんですが・・・
あと最後のアサミのセリフ「・・・猫」は不要ですね
可愛がっていただろうに、名前で呼ばず猫、というのはやはり不自然です

おそらく「猫はおいていきなさい、猫は」というフレーズが先に頭に浮かんで、その思いを書かれたのかなあ、と思いました
ただ、思いには必ず背景があります
800字という字数ではなかなかきついのですが、その背景も読む人に理解できるようにしていただけると、もっと「思い」が通じたのではないかと思います

と、今回めちゃくちゃ自己中な作品を書いた癖にいう私
すみませんすみません(逃

_ just4U ― 2009年06月06日 21時05分24秒

■おさか様
皆様のコメントの後に、書きにくかったかも?
と思いながら、でも、はっきり言わなくちゃいけない所は
指摘していただいて、ありがとうございます。

あと最後のアサミのセリフ「・・・猫」は不要ですね

そうなんです。不自然さ違和感が残る言葉になってしまったと
私も思います。作者の傲慢な表現だったかも知れないと
思い反省しています。
ただ、ひとつ言い訳を、許していただけるのなら、
モーニング娘の音楽プロデューサー つんく さんの言葉を借りれば、
つんくさんは、「彼女たちの違和感を引き出してあげることによって、
モーニング娘はヒットした。
その違和感が心にひっかかりより強いイメージで、印象付けられた結果が、
今日のモーニング娘のヒットの要因となった。」というような内容を
語っていたことを、思い出しました。
「猫」の違和感が、ヒットして今回こんなにコメントをいただけたのかも?
と説明できたら、うれしいな、なんて・・・。(そんなわけないか、笑笑。)
猫とネコの後日談でした。

_ マロ ― 2009年06月07日 23時35分48秒

やはり、みなさんが指摘されるように、猫と野生、というのがどうもミスマッチだったのではないでしょうか?

これが野生にいるような動物だったらどうでしょう。
猫のところを、例えばタヌキ、などに置き換えてみれば、すんなりと文章が流れます。

もっとへんてこな動物にすると、親が困っている、という様子に、読者も同情できますね。妙なおもしろさ、も生まれますし。

ツチノコに置き換えては、どうかな?
ちょっとぶっとびすぎか。

_ just4U ― 2009年06月08日 20時26分21秒

マロさま

そして、皆様、ご指摘ありがとうございます。

猫と野生のミスマッチ、文章上のアンバランスな感覚。
これは、作者の力不足でした。安易に猫を選んだのは、
正直、失敗でした。

ツチノコにしてみたらという提案は面白いです。(笑)

早速、猫を違う動物に入れ替えてみて、読み返すと、
スムースな話の展開となりました。ありがとうございます。

偶然ですが、今日の夕方のニュース番組「スーパーニュース」で
「ハリネズミ」が落し物として警察に届けられたという事件がありました。
「ハリネズミ」でも可能かも・・・。
ご指摘の通りの「ツチノコ」「タヌキ」あるいは、「コダヌキ」
「コギツネ」「キタキツネ」なども、連想できました。
「アライグマ」もいいかなぁ?
でもそうすると、”あらいぐまラスカル”を、
ど~しても思い出してしまいますネ。恐縮ですぅ。(笑笑)

_ 蝶子 ― 2009年06月10日 12時32分49秒

コメント、たくさんついてますね(笑)
出る幕、なさそうですから、どなたかと重複するかもしれませんが気になったところだけ。

猫を野生にかえすというのはありえないです(たぶん猫に限らずね)。絶対にしちゃいけません。めっ。

_ just4U ― 2009年06月10日 23時28分36秒

蝶子さま
はじめまして・・・・。
怒られちゃいました・・・。タジタジです。
猫は・・・ペットで、つまり・・・愛玩動物で・・・・。
飼い主が、責任をもって、育てる必要のある家族ですね・・・。作者は猫好きですが、実際は飼ったことは、ありません。ペットを飼っている人が、野生にかえす(=捨てる)行為はダメでした。ダメだしされちゃいました・・・(笑)
恐縮ですぅっ。

_ 矢菱虎犇 ― 2009年06月12日 02時27分28秒

初めまして。矢菱虎犇といいます。おっちーさんのところやヴァッキーノさんのところで名前を見たことがあるかもです。ヤビシ・トラビシと読んでやってくだされ。虎を1頭、牛を3頭飼っています。拙作「ミツバチ」「牛氏の死」などで「動物の生命を考える」矢菱虎犇としては、やはり「野生に返してあげなくっちゃね」「次の日、起きると猫はアサミ一家の前から消えていた」というところはウ~ムでした。猫でなくって、「野生のエルザ」だったら・・・あ、ちなみに野生のエルザは60年代のライオンの映画で・・・古すぎて年がバレますね。
あ、題名の「猫は置いていきなさい、猫は」・・・すごいセンスがいいなあって感心しました。
自分もjust4Uさんのように積極的にコメントを発信して、甘口・中辛・辛口コメントを皆さんからいっぱいもらったら、もっと文章塾で成長できたのになあ・・・。just4Uさん初見参にしてその姿勢、感服です。

_ just4U ― 2009年06月12日 08時14分51秒

矢菱虎犇さま

虎犇秘宝館のことを、おっちーさんの
ページを通じて、知り、注目していました。
1話完結型の質の高い物語に引き込まれ、
もう、矢菱虎犇ワールドの虜(とりこ)です。
世にも奇妙な世界に迷い込んだ気分で、
「赤頭巾」など最近のものから
読ませていただいてます。
「赤頭巾」は、有名な童話が、
全く違うホラーに生まれ変わり、
読書を震撼させましたね。
あなたは、エンターテイナーです。間違いなく。
さて、文章塾を通じて、私の「猫は置いていきなさい、猫は」も、
初投稿ながら、多くの方々と、意見を交換でき、
たくさんのコメント、(もちろん自分以外の作品も)を
読みながら、ありがたく勉強させていただいています。
切磋琢磨。いただいたコメントに思わず、
「恐縮ですぅ。」と
つぶやきながら、キーボードをたたく私です。
ありがとうございました。

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_ manicure ― 2017年05月04日 12時15分28秒

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